遠い昔の日 わたしも少女だった頃には不思議な夢を見た
あれが夢か現実なのかはもう誰にもわからないけれど 真実は扉の向こうに

カーテンを開けて 小鳥が囀る朝
湯気の立つポリッジ 鼻歌が混じる
眠たげに目を擦るこの子は昨日の夢を話してくれた

初めて聞いた振りをしてみせる 頷きながら

遠い昔の日 わたしも少女だった頃には不思議な夢を見た
あれが夢か現実なのかはもう誰にもわからないけれど 真実は扉の向こうに

わたしの手には深い年月が刻まれている

今の幸せが生まれるはずも無い世界であなたに出くわした
わたしにはもう夢を見ていられる時間は限られているけれど また逢えますように

遠い想い出は わたしを少女へと戻して不思議な夢を見せ…
これが夢か現実なのかはもうわたし達にはわかった 真実の扉の向こうへ


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