君にはだまっていた 気分の悪い話さ
ひがんだ奴らの 手アカのついたウワサで
新しい旅立ちを 汚したりはしたくないし

空港に着くまで 何も話さずすごした
ゲー卜の向う側で 1度こっちをふりむいた
少しだけ笑って 何か言ったみたい

東の空につばさが 消えてしまうと
何もない空に 残像だけが残った
どうして こんなに何回も ぼくは手をふるんだろう
2度と そう2度と もう会えなくなるみたいに…

空から見おろす ぼくらがいた街はたぶん
ゆがんだ笑いと だるい空気のかたまりさ
新しい暮らしで とり戻したらいい

あの日から ぼくらの毎日は 変わることもなく
今度はぼくひとりで あきれた顔をするんだ
時々君がどうしているか 少しだけ思うんだ
うまく そううまく 全てが続いていけばいい

東の空につばさが 消えてしまうと
何もない空に 残像だけが残った
どうして こんなに何回も ぼくは手をふるんだろう
2度と そう2度と もう会えなくなるみたいに…


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