特別 君に急いで 話すような出来事もなく
何だかいつのまにか 時間ばかり流れてしまった

そう 君のうけうりで 意地を通してきた
本当は一人じゃ何もできない
そう むかしから…

知らない街で暮らして 知らなくてもいいことを知り
ジャマ者あつかいされて 相変わらずモメ事ばかりさ

ねぇ 君にはもう二度と泣きついたりしない
本当は今すぐ 話を聞いてほしいってツラしてる?

ぼくだけが 悩んでるって顔していると
うしろからバカヤロウってどなられそう
深呼吸して くすんだ空気を吐きだそう
まちがえてタメ息にならないように…

真夏の寝ぐるしい夜に こびりついたユメみたいに
ぼくらの願いなんて ほっといたら干からびてしまう

ねぇ 君にもう一度 きいてもいいかな
本当はとっくに 答えなんか自分でわかっているけど…

ぼくだけが 悲しいって顔していると
君にまた大声で笑われそう
深呼吸して 新しく生まれ変わろう
息を吸いすぎて めまいがしないように…



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