KANA-BOON/Orgin

机上、綴る、思想

KANA-BOON


word: 谷口鮪 music: 谷口鮪

『Orgin』収録

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  • 土砂降りの中、絵の具で描いたような
    ドロドロの心情
    汚れちまっても純情
    吐瀉物の跡、残る土曜の早朝
    そんなような心境で創り出す日々である

    それでもまだ、それでもまだ這いつくばって
    もう溢れる陽が鮮明
    それでもまた、それでもまた愛してしまいそう
    零れるメーデー

    握った筆の先
    かすれた文字で綴る 詩 感情

    生みの痛みと君の産声は
    どこへゆこうとも消えはしないようだ
    それは苦しみ、それは喜び
    そして心に輪をかけ野へと放す

    それでもまだ、それでもまだ這いつくばって
    もう溢れる陽が鮮明
    それでもまた、それでもまた愛してしまうだろう
    零れるメーデー

    握った筆の先
    かすれた文字で綴る 思想
    終わりなどない日々め
    机上 片肘ついて夜も朝もない


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