冷めた言葉でも あなたと居れば温かくて
触れた指先を 肌になぞるだけで

会えない時間を埋める度に
戻れないと感じていた
だけど

2人愛しあっても 無意識に避ける話がある
触れちゃいけないのは分かる 言葉を噛み殺す

普通の出会いじゃないって事が
分かり合えてるのがつらくて

さよならすれば 楽になれるって
誰も誰もみんな教えてくれるけど
キスをするだけでまたあなたを待ってしまう
そして降り出しへ戻る

春が少し過ぎて あじさいが綺麗に咲く頃
友達が幸せを掴んでも私には届かないブーケ

誰にも話せないこの恋じゃ
教会の中に入れない

強くならないと あなたを忘れないと
悲しい寂しい愛しい あなたは優しいから
どんなに抱かれても 時間が来ればお互い
別々の場所へ帰る

あなたに触れたまま
ゆっくり眠りたいだけ

初めからボタンの無い恋だった
掛け違える事も無くて
綺麗な言葉で終わりたくない
あなたを思い出しそうで

さよなら 声にならなかったけど
あなたは黙ってうつむいて 小さくうなづいた
最後くらい冷たくして欲しかった
まだ好きだから

今までありがとう あなたの言葉
巡って迷って戸惑って でも受け入れて
いつか誰かをまた愛せるその日まで
心に閉まっておくよ
それがあなたからのブーケ


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