目を逸らしたら互い違いの物語
それ位 隙間ない程の点と点の線
明かりの灯る場所
明かりも届かない場所
選べないが僕は行く

立ち止まっても高鳴る胸の音に
どれ位 嘘のない紅い血で応えた円
どこかに宿るモノ
どこにも隠せない事
話せないが僕は行く

彼の創った太陽で
誰かの今日は大炎上する
君の纏った体温で
嘗ての月が息をした

さぁ この手を この足を
追い越して感情が
思い通り街から街へと飛び交うのだろう
平和だった心に火を灯して
命の語る事
歌い出せば物語

続きの向こう 仄暗い夢の中で
立ち向かう 隙間ない程の点と点の線
行く手を阻む者
いつでも自分自身では
壊せないが僕は行く

月の下の舞台上へ
戻る太陽が大合唱する
君の纏った体温は
裸の僕へ息をしたんだ

この手を この足を
追い越して感情が
思い通り街から街へと飛び交うのだろう
平和だった心に火を灯して
命の語る事
歌い出せば物語

この声を吐き出して
吸い込んだ感動に
望み通り過去から未来まで飛び抜く歌を
僕等を待った身体に火を灯して
夜明け前 誓う事
思い出せば物語

眼を逸らしたら互い違いの物語
それ位 隙間ない程の点と点の線


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