通り抜ける魚達は、風船売りがやってくるのを待っている。
人の背丈の3倍もある灰キノコの群れ。
その奥深くに風船売りは住んでいるから、
僕らも「カラノキタイ」を風船に詰めてもらおう。
(風船売りは灰キノコをかじるのが好きだタバコを吸うようにね。)
「カラノキタイ」を体に入れてもらいたい「さまよい魚」たちは必然的な森に集中するのだよね。
(そうすれば、この島に住む、動物と恋を語らう事だって出来るようになる。)
すごい勢いで飛び回るから、
僕らはほとんど匍匐前進で這うように歩かないといけない。
「大好きです」と「一つ目の魚」は想い人に言うためにね、
「さまよい魚」になって飛び回ってきたのだそうです。
彼女は、少し微笑んで、「さまよい魚」と二人で楽しそうに話をしていた。
僕は、少しの間に、大量の嫉妬を覚えた。
「魚」の恋の成否はともかく、素直な言葉を吐くのは難しいよね。
特に僕みたいなのには、とても難しい。
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