あなたが伸ばした手に 俯きながら触れる度に
胸の奥 ずきずきやるのは 一人じゃ立てないこの「わたし」
過ぎる日に 振り返る日々 強さとは何か知らぬまま
成せること 成そうとすること その違いさえも気付かずに
ただ 目の前のプライドや 誰かさんが言った常識を
盾にして まだ平気だと 作り笑顔で
どこかで 待ち続けてた あなたを
何度だって 何度だって 差し伸べられた手を取ればいい
わたしが一人で 成せたことなんて 数えられるほどにわずかで
何も無くて 一つも無くて それでもここに来られたのは
あなたが伸ばした その手を掴んで 共に歩けたから 出会いもその全て
答えも決まりも無いのだから 答えと決めたその未来は
“本当”になり得ない 嘘に邪魔されずに あなたが今始めればいい
ただ 目の前のプライドは 誰かさんが言った常識で
素直さを ひねた屁理屈で 上手く隠すから
そんなの 捨ててみないかい? 今すぐ
何度だって何度だって 振り返る日々のわたしが言う
弱さも認めて 信じた本当を 共に生きたいなら
何度だって何度だって 差し伸べられた手を取ればいい
わたしが一人で成せたことなどは 数えられるほどににわずかで
何もなくて一つも無くて それでもここに居るのならば
あなたが伸ばした その手を掴んで 今度は連れて行く 共にある未来へ
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