夜景画の山肌に月が顔出して
僕は真夜中へと旅に出たのさ

ガス燈へと群がる虫たち
自ら命を燃やしに集うよ

闇に 目を凝らせば見えてきたんだ ジオラマの様に
張りぼての孤独ならば 自分の意思で壊していく

海辺の雲間から月が差し込めば
秘密の入り江には 星が落ちるよ

一人きりを 演じてしまうけど
君が差し伸べる手 本当は気づいてる

たおやかな光が闇切り裂いて 先を照らしだす
いくつもの選択肢が ここに 来いと誘っている

闇に 目を凝らせば たおやかな光が


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