当たり前のようにあり
物心ついたときには上手に
使いこなせるようになってて
気に留めたことなんてなかったような

生まれた時にはまだ
寝返りも出来ず 二足でも立てず
それはまるで まるでそれは
お人形のようみたいで

さぞ可愛かったことでしょう
さぞ愛をもらったことでしょう
そんなbabyに生まれて初めてのプレゼント
My nameをいただいて

「大変失礼かましますが
まず手始めに プレゼントした責任で
愛情添えて たくさん名前を呼んでください」
そんな注文 あったかどうか知らないけど
おかげさまでこんな風に
言葉に出来るくらいには大きくなったよ

あなたたちがつけてくれた
あなたたちが呼んでくれた
名前を呼んでくれる人が
少し増えました

世界的だなんてモンじゃない
教科書に載りそうな偉人じゃない
それでもこの名前に
愛というスパイスを足して
呼んでくれる人が出来たよ

そもそも一生で一個
取り替えようの無いもんで
一つの紛いもんだって存在しないんだ

名前が全で 全が名前ってくらいに
僕を僕たらしめているんだよ
一人残らずみんなも

わたくしにゃ名前があって
まずは覚えてもらって
話はそっからにしようよ
思い出のスタートにしようよ

君にも名前があって
まずは教えてもらって
話はそっからでいいよ
二人のスタートにしようよ

トモダチという関係で
いろんな冒険したりして
まさに字の如く“青い春”
名前を呼び合う

コイビトという関係で
二人だけの空間で
互いの体温をキャッチボールして
名前を確かめ合ってみよう

僕に僕は呼べないから
君に君は呼べないから
代わりに互いに呼び合って
自分ってやつを教えてあげよう

あなたたちがつけてくれた
あなたたちが呼んでくれた
名前を呼んでくれる人が
少し増えました

世界的だなんてモンじゃない
教科書に載りそうな偉人じゃない
それでもこの名前に
愛というスパイスを足して
呼んでくれる人が出来たよ

たとえいくつも 歳を取ろうと
たとえいくら 大人になろうと
あなたたちから見てしまえば
僕はずっと子供のままなんだろう

子供も親も選べないんだ
だからこそ繋がってたいんだ
距離を超えて 時を超えて
この名前こそが何よりの繋がりの証明


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