九月 旅客機がビルを壊してた
真っ黒いパンジーが盛大に咲いてた
眺めていたんだ ずっとテレビが泣いてた
悲しくなかった
卒業式 女子達が泣いてた
溢れた涙が頬を伝ってた
拭えば拭うほど ただ泣けないやつが悪者みたいだ さよなら

逆らいたいなんて思わない
革命が起きて 逆さまになっていくだけ
ブラックコーヒーとビーカーと居残り
第二理科室で 僕は悪魔に 猛反抗期へ

全部嫌だった
まだ幼かったんだ
弁当なんて殆ど残して捨てた
生徒が握った采配 担任の真の正体
鐘は鳴っていたんだ

塾から帰ると 灯りがついてた
家の匂いとか 夕飯が待ってた
暖かい気がしたんだ でもなんでなんだろう
そんなんいらない うざいんだって言ってしまった反抗期

間違いたいなんて思わない
革命が起きて スペードの3が死ぬだけ
きっと遠い恋 マドンナシナリオに
誰にも言わずに 君にも言えずにいただけ

ずっとキラキラしていたいのに
当人 革命に革命が起きてまたふりだしへ
ブラックコーヒーとビーカーと居残り
第二理科室で 机に書いた 猛反抗期へ


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