世界から
忘れられてしまうほど
深い夜を歩いては
何を思えばいいんだろう、だなんて
浮かれた夢の色を
寂れた街の声を
当たり前に覚えてる

世界から
取り残された場所
誰もいない場所
ここで何を始めようか、なんて
意味もなく笑えてくるんだ
わけもなく泣けてくるんだ
それでも嫌いになれないよ

あたしはいけるかな
この夜、照らす灯りの方まで
ひとりで
あたしはいけるかな
あなたが照らす道の向こうまで
ああ

世界から
忘れられてしまうほど
深い夜を歩いては
何を思えばいいんだろう、だなんて
浮かれた夢の色も
寂れた街の声も
いつだって思い出せるの


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