また明日と手を振る君の影模様
ひとりになった僕は青いまま あてもなく歩く
行きがかり誰かが傷ついていたって
知らない顔で通り過ぎるだろう

ついさっきも隣で笑っていたのに
どうして不安になるんだろう

僕らはだんだん 夜の森へと
迷い込む寂しい蝶になって
リボン結びで縛られた心なんて他愛もなく
解けてらんらん 月明かりの下
咲いていた花に口づけるように
優しさを求めて彷徨うだけ

大切な誰かを想った気持ちが残るとすれば
どこに残るだろう?
指先も頭も冷たいままで
付かず離れず僕らはいつまで生きていくの

隣で泣いていたのに どうして幸せになる

僕らはだんだん 人の波へと
迷いなく溶け込む蝶になって
リボン結びで縛られた心なんて自分の手で
解いてらんらん 嵐のあとに
咲いていた花を抱きしめるように
優しさを感じて強く生きて


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