暗い暗い音も消えた海は
泣いても叫んでも光がない孤独な檻(へや)

潰れた理想と夢 それは絶望の証明
守るべきものが無くて 失うものも無かった
何を望めばいいの? 何を信じればいいの?
言葉にならない声が 胸に隙間空回る

そこには求めてた物 何も無いから

どこまでも羽ばたくように
もし未来が消えても
いつかみた夢を目指して
舞い上がるこのパトス

グレイの空に 雨の槍が落ちて
乾いた心を 打ち抜くように濡らしてゆく

錆び付く隙間くぐった 鼓動まで乱れ打って
ほとばしる無情の罠 軋まれた時間(とき)の中で
どこにも居場所 無かった 戻りたい場所 無かった
だからそうさいつかきっと 重い鎖たち切って

何処でも飛んで行けるよ この場所から

果てしなく続く 未来は
遮るものは 無いよ
終わらない夢の向こうで
望んだのは永遠

どこまでも羽ばたくように
もし未来が消えても
いつか見た夢を目指して
舞い上がるこのパトス

夜明け前 今なら僕は
飛び立てる気がするよ
吹き抜ける風を感じて
舞い上がれこの空に

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