ぐるぐるぐると掻き混ぜられた様に自分自身が最早見えない
貴女は貴女?僕もまたアナタ?気が付けば剥がされていく彼方…
「実」が「虚」を喰らう

僕に何かを求めている事は解っていたけど解らないふりをしてた

僕は悪くない…決して悪くない…何一つ正しくもない
それで良いんだと…それが良いんだと…正しさなんて何処にもない

声…あの声…極彩色にも似た吐き気催し、全て崩れてしまった…
劈かれた…心此処に在らず 僕と僕は向き合う事すら出来ない

ぐるぐるぐると掻き混ぜられた様に自分自身が最早見えない
貴女は貴女?僕もまたアナタ?気が付けば剥がされていく彼方…
「実」が「虚」を喰らう

今でもまだ…あの日あの時の声が僕の中を食い散らかし続けては
自責の念…悪戯にそれを肥やし僕の中で吐き散らかし続けてく…

ぐるぐるぐると掻き混ぜられた様に自分自身が最早見えない
貴女は貴女?僕もまたアナタ?気が付けば剥がされていく彼方…
「実」が「虚」を喰らう

だらだらだらと垂れ流す様に自分自身を捨てたその時
僕は僕で僕が僕なんだと受け入れる事で初めてただ
愚かだと気付く…

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