ここに来るまではいつもの見慣れたあの景色だ
街並みに混ざる君 目を閉じうつむく君
でも特等席はいつもちゃんと用意されていて
僕は座るたびにいつも胸が高鳴る

日々の憂鬱が言葉になって 裾を引きずってしまう時があっても
なんとかして前を見てほしいから 背中押すように 大きな声で叫ぶんだ

ずっとずっと忘れないでいて欲しいの その笑顔の作りかたを
ずっとずっと そういつまでも願って歌ってるから
叶わぬないものねだりでも
ずっとずっと目を開いていてごらんよ
ぼやけにじむ世界もたまには悪くはないでしょ?

窓に映る字が白く光って 終わりを知って
ただただ立ち尽くす 声がかすれていく

逢いに来てくれたことが愛しさから苦しさに変わっていたから
なんだか余計に辛くなって でも逃げるなんて
とてもできなかったんだなぜなら

ずっとずっと好きでい続けてしまったの その後ろ姿も声も
ずっとずっと見つめあって離さないでいたいけれど
上手くいかないものねダーリンでも
きっときっと何度だって会えると思うよ
だからいつも僕の方が先にここで待っていることにするよ

たとえないものねだりでも
ずっとずっと忘れないでいて欲しいの その笑顔の作りかたを
ずっとずっと そういつまでも願って歌ってるから
叶わぬないものねだりでも
ずっとずっと目を開いていてごらんよ
明日の予定もたてられないほどに 今が愛おしくなっていくよほら
こんな世界も悪くないでしょ?


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