冷たい夜の片隅で僕の孤独は錆びついた
サラサラサラサラ 砂が降り注ぐ
白い吐息が溶けていく継ぎ接ぎだらけのアスファルト
サラサラサラサラ 砂はもう膝まで
皮肉な笑いを張り付けたフロントグラスとすれ違う
サラサラサラサラ 砂はもう腰まで
どうでもいいけれど落ちてくる砂の音を
何とかしてくれ耳について離れない
サラサラサラサラ 砂時計の音
朝日が何度昇っても新しい現実が生まれただけ
サラサラサラサラ 砂はもう胸まで
溜まり続けるノートと手紙月明かりに照らされる歌
サラサラサラサラ 砂はもう肩まで
恋は憎しみと嫉妬を育て臆病な僕は目を反らし続けた
サラサラサラサラ 砂はもう首まで
どうでもいいけれど落ちてくる砂の音を
何とかしてくれ耳について離れない
サラサラサラサラ 砂時計の音
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