コールアウト

今も走り続けているのは　誰かの代わりではなくて
今も走り続けているのは　誰でもない自分のためで
今も走り続けているのは　弱さ隠したわけじゃなく
今も走り続けているのは　強くあり続けるためだ
かつての英雄を考えた　自信を持って裁いてた
多数決の意味を考えた　弱者を切り捨てる議論か?
自分が求めた理想論に　誰かが押し付ける弾圧
絶対に勝てる悪者にだけ　正義を振りかざしていた

声の大きな「好き」を疑い　小声の「嫌い」を信じた
何かを好きと声にだしたら　知らない奴に貶された
陰口で共感を募って　身を寄せ作った「人」の字

俺は正義で誰か殺した!
見て見ぬフリで!
戦った!

不安な気持ち誤魔化すために　側にいて声を聴かせた
「相手を信じて居るのならば離れても大丈夫」と言った
その距離を「安心」と呼んだら　強くなれたような気がして
だから俺は君の手　離した

君は「さみしい?」と笑った

今も走り続けているのは　誰かの代わりではなくて
今も走り続けているのは　誰でもない自分のためで
今も走り続けているのは　弱さ隠したわけじゃなく
今も走り続けているのは　強くあり続けるためだ
神様の平等ていうのは優劣の事ではなくて
ただ単純に誰も贔屓をしてないって事に気づいた
「心の距離」が離れたならば「不安の理由」にはなるのに
「安心の理由」は「心と心の距離」で近づいてゆくのだ!

不安な気持ち誤魔化すために　側にいて声を聴かせた
「相手を信じて居るのならば離れても大丈夫」と言った
その距離を「安心」と呼んだら　強くなれたような気がして
だから君は俺の手　離した

俺は「苦しい」と叫んだ!

ここで叫び続けているのは　誰かの代わりではなくて!
ここで叫び続けているのは　誰でもない自分のためだ!
ここで叫び続けているのは　弱さ隠したわけじゃなく!
ここで叫び続けているのは　強く在り続けるためだ!!