その答えを聞いてはいけない 身体を巣食う癌になるから
沸き起こる感情のすべては 何者かを刺す針になる
擦って腫れた赤い心臓 あるのは 無数の死路ばかりだ
無力なことをわらってほしい 許されるのは 残酷だから

見るに堪えないと伏せたあの朝に光を無くしたガラス玉は
粉々だ これ以上ないほどに

孤独の王はガランドの中
ひたすら 灼かれ 灼かれ
もう歌ですらない歌だけが
あなたを 見送るだろう

絶望でも喪失でもなく 打ちのめすのは 人であれと
裸にされたこのかたまり 還れる場所は あるのだろうか

淘汰されるのは弱い存在か 盲目な理由なき恐れか
十分だ もう十分 見てきた

孤独の王はガランドの中
すべてに 焦がれ 焦がれ
見果てた夢を残さず焼べた
ここには 何もなかった

風が凪いでいつかは去っていくように
葉が枯れ落ちいつかは土に還るように
星が燃えて消えていく瞬間のように
例えばそう それだけのことでしかなかった

孤独の王はガランドの中
ひたすら 灼かれ 灼かれ
もう歌ですらない歌だけが
あなたを 見送るだろう

孤独の王はガランドのまま
それでも 灼いて 灼いて
もう声ですらない声さえも
連れては 行かないのだろう

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