止めどなく溢れ出て来る欲望 その都度 器変えていっても
喉の渇きに溺れていく 足りない 満たされたい 愛 渇望

濃霧に包まれた荒野 ぼんやりおぼろ月
深紅色 一輪の花 吸い込まれていった

閉じ込められていたの 鳥籠に そして扉はふいに開く

飛び方忘れた青い鳥 首を下に向け落ちる
世界の果てまで飛んでいく そんな夢だけ飛んでいく

鏡に映るその男 恍惚としている
情緒をくすぐる旋律 静かに眼を閉じた

遠くに見えてきたの 桃源郷 そして呼吸は乱れていく

飛び方忘れた青い鳥 首を下に向け落ちる
世界の果てまで飛んでいく そんな夢だけ飛んでいく

狂い出すコンパス 失う方角
映える色彩はフェイク 真実に触れたメス

歪んだ World 全てがダウト
笑う堕天使が空を舞う
漆黒のシャウト 光をシャットアウト
感覚は消えた 残されたものは?

暗闇の中で凍え死ぬ 濡れた花びらを探して
雨宿りの夜に傘を捨て 静かにもがいた

飛び方忘れた青い鳥 首を下に向け落ちる
世界の果てまで飛んでいく そんな夢だけ飛んでいく


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