少年、サイコビリーに出逢う

オイラの中学　友達はいねぇ
かまやしねぇぜ　付き合いきれねぇ
流行りの音楽　お話してるぜ
オイラにとっちゃ全てが価値ねぇ

恋愛ソング吐き気がするぜ
四つ打ちいらねぇ　お化粧もダセェ
ファッションパンク　メタルはオタク
ラップはあわねぇこんなもん誰が
ハマるかボケが

オイラの休日　知らねぇ街の
汚ねぇレコード屋　見つけて入った
全身タトゥー　緑のアタマの
イカつい店員　睨みつけられた

なんだよココは?怖いよ帰ろ
買うフリだけしてさっさと逃げよ
視聴機　適当に聴くだけ聴こう
キモいジャケットの再生ボタン
押したその時!

な!な!な!なんだコレは!?爆音の洪水に
ゲロみてぇな声わめき散らして
叩き付けるスラップ!悪夢のギターフレーズ!
狂ったドラムにブン殴られて
サイコビリー! サイコビリー! サイコビリー!最高だ!
俺の脳天突き破って
サイコ野郎のサイコ野郎によるサイコ野郎のための音楽だ!
俺の求めてたもんはコレだ!

お父ちゃん　お母ちゃん
生んでくれてありがとう（サンキュー）
いまボクは　ボクであるため
サイコビリーを聴く