小さな夜空と渡り鳥の夢
カサブタだらけの膝
誇りだったんだ

くだらないって冷めたフリして失った日々
まだ喜び纏う日に戻れないって独り知ったんだ

迷わないで、失くさないで
また変わってゆく君へ
あの日だって ほら 君は泣いていた

滲むテーブルで浮かぶ僕等のジュブナイル
いつか

「何も知らない」から「悔しい」と怒った
だけどそれも良かったと誰か言ったんだ

産まれ散り行く想いを離さないで、ほら

忘れないで、隠さないで
立ち止まっていた君を
運命(さだめ)だってほら、君次第でさ

瞳の奥消えぬ僕等のジュブナイル
いつも

案外僕等はあっけなくて、
バイバイじゃあねを繰り返した
結局僕等は変われなくて、
ただ君の側で笑うあの日のまま光って

迷わないで、忘れないで
そこに立っているんだって
また会おうね、じゃあ

迷わないで、失くさないで
そこで立っている君へ
また笑って、また、歩けますように

「忘れないで」
「覚えていて」

振り返ると消えたいつかの僕等
「振り返んなって、刻め未来の僕等」

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