夜の森の中へ
僕はまた逃げ込み
誰かに縋るように
風が吹くのを待ってた

本当は気づいていた
目的を失くして
自分を騙す事で
なんとか進んでいたこと

それももう少しと
もう少しと
信じたくなるよ
あなたがいてくれるから
不甲斐ない毎日に
果てのない暗闇に
何にもない僕に
あなたが意味をくれた

雨の音が徐々に
耳に近づいては
君が変わらなきゃと
囁いているようだ

期待と責任に
後ろ指をさされ
約束だけ大きく
膨らんでゆくけど

それももう少しと
もう少しと
信じたくなるよ
あなたがいてくれるから
不甲斐ない毎日に
果てのない暗闇に
何にもない僕に
あなたが意味をくれた
あなたが色をくれた

夜の森を抜けて
雨上がりの朝に
あなたに会いたくなって
また歩き始める
ありがとう


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