底

僕は疲れたよ眠らせて　夜に罪を投げつけ
終わらせておくれ僕一人だけじゃ何も出来ないから

目を覚ますその先を望みたくないよ

声は儚いまま誰にも届かない
歪んだ感情が今も捻れてこの僕を許して

積み重ねたものガラクタをまだ棄てきれないまま
ホコリにまみれた過去の夢見返しては崩れた

ほら目を開けても広がる暗い海の底

夢は美しくてどれ程に醜い
汚れた現状に今も溺れて沈みゆく返して

僕の声が届かないなら僕がいる意味なんてないよ
いつしか忘れた愛の歌今は思い出せそうにない
嘆きの歌は遠く遠くカラカラと空回り続け
存在の意義を失ったもう歌う意味もなくなった

哀しみも越えてもう涙　砂の様に乾いた
深く眠らせて何もかも思い出せないくらい

また求める前に僕の心を殺して

声は儚いまま誰にも届かない
歪んだ感情が今も捻れてこの僕はもう要らない