少し冷たい風があの子のスカートを揺らす
教室の窓から僕はそれをぼーっと眺めてる
机に書いた恋 飲み込む若すぎた想いも
諦め破り捨てたわけじゃない
ただ君に見惚れていたんだ

今日の終わりを告げるチャイムの音が鳴っていた
自転車を精一杯漕いだ
そのうち僕ら大人になった

未来がどうとか夢があるとか将来とかそんなことより
君と目が合ったそれくらいの喜びが僕には丁度いいんです

相変わらずな生活で
毎日はぼーっと過ぎていきます
結局声はかけられなかったな
君は変わらず元気でいますか

未来がどうとか夢があるとか将来とかそんなことより
僕を明日に連れていったのは君がいた放課後の空

未来がどうとか夢があるとか将来とかそんなことより
君を眺めていたあの日々が今日の空をただ青く染めています

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