零[Hz]/REDЯUM

興廃ノスタルジー

零[Hz]


word: Rio music: Rio

『REDЯUM』収録

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  • 土曜日の夕暮れに
    迷い子が連れ去られた鬼ごっこ
    五月病の数え歌
    待ちぼうけを食らった影法師

    見つめてた、眼球を。
    曖昧な感傷が酷く鈍く黒く散った
    見つめてる、眼球が。

    放課後 みんな楽しそうです
    ボクは透明になる
    慣れた独りでも心は痛くて探し続けた

    2人だけの居残り 怒らず叱ってよ
    寂しそうな横顔は君の群青
    初めて指繋いで 吐息混ざる距離
    真っ赤なチョークで描いた相合傘

    曖昧な感傷を見つめてる、眼球が。

    泣き叫んだ生徒が死に場所を探す
    想い、カバン投げ捨て 東へ向かう
    焼け爛れたフィルムの君は笑わない
    こびりつく染み残した 愛し日々よ

    暗い階段のぼる 鼓動が耳を塞いでいた
    しゃがれた月よ照らせ
    僕を憶い出すように

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