君のその背中追いかけた
後ろなんて一度も見ずに
駆けるその姿に僕は
劣等感ばかり募らせた

とっくに僕は気付いていた
縮まる事のないその距離に
やがて走ることを諦め
反対方向 歩き始めた

口惜しさで歪んだ
唇からあふれ出す
呪いの言葉

大人になんて成れないまま
人ではないものに変わってしまった
此処は何処?
君の声は 思い出の中でしか聞こえない

君のその背中捕まえた
触れただけで赤く裂けた
怯え切った瞳は震えて
僕の意識は沈み滲んだ

気が付けばもう日は傾き
急にふと我に返って
後悔に圧し潰された
鋭い月が僕を笑った

寂しさで尖った
爪に裂かれ溢れ出す
命 ぬくもり

大人になんて成れないまま
人ではないものに変わってしまった
「友達だね」
君の声が頭の中で暴れ回ってる

ずっとずっと友達でいようねって約束した
君と僕はどうして壊れてしまったのかな

大人になんて成れないまま
人ではないものに変わってしまった
此処は何処?
君は誰?
嗚咽は咆哮に飲まれ

普通じゃない
人でもない
この汚れた手は何の為に?
僕は誰?
君の声が 想い出の中でさえ聞こえない

 ROCK LYRICをフォローする!

フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

歌詞リンクURL  ⇒

※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

   死期折々へのコメント

まだコメントはありません
  歌詞閲覧履歴