母さんが初めてあたしに手を上げた
隠れて紅をひいた七つの夜のこと
喜んでくれるんじゃないかとか思ってた
母さんはとても綺麗で優しかったから

何がいけないのかも分からずに
無言で睨みながら叩かれた
お化粧が下手だったからかしら?
その日から口をきいてもらえなくなった

あたし 母さんみたいに綺麗な大人の女になりたいの
ねぇだから そんな汚い物を見る目であたしを見ないで

気まずいだけの日常が歩き出した
父はただ困惑して黙っている

話合いなんてできっこなくて
ここにいないものとして母は言う
「子供なんてひとりも生んでない」
あたしは娘に生まれてきたかった

あたし 母さんみたいに綺麗な大人の女に憧れて
それは そんなにいけない事なのかな あたしを見て

笑うやつもいる
馬鹿にするやつも
だけどあたし母さんの子だから
悪い事せず
優しく生きたら
いつか抱きしめてくれますか

あたし 母さんみたいに綺麗な大人の女になりたいの
ねぇだから お願いそんな目で見ないで
トラウマだらけの
あたし 母さんみたいに綺麗な大人の女に憧れて
明日 手術を受けることにしたの
ねぇ母さん あたし駄目かなぁ
どうして愛されない
こんな大人になっちゃったんだろう

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