愛おしいなど、何も思わない
雑踏と爪の痕
何かが終わったような気がしてた
哀しくなんてないんだ
執拗なまでの読んでないフリは
見透かされていたかも?
何かが消えてしまった気がしてた
でも虚しくなんてなかった
まるで耳に残るリフレイン
あぁ、君には見えるかい?
大切な言葉だけ曖昧にしてた、
混ざらない二人が
「君の所為じゃないよ」とか
「君の所為じゃないよ」とか
「もう逢えない」と、言わせないで。
馬鹿らしいほど、何も学ばない
吸い殻と、雑な音
誰かが其処で散々泣いてた
あの日もこんな風だった
まるでテレキャスのフロント
あぁ、君にはわかるかい?
変わる二人にとって素敵な憂鬱
混ざることはもうないの
空見上げ口開けて 餌を待つ僕には
君はきっと似合わない
…
愛しさを分け合ってた、形がない関係
悪い夢から醒め、
下手なラブストーリーの様、
切なさと苦味が今も、口の中 残ってて
僕の心から居なくなれ。
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