行き場のない想い
虚ろな空の月
あの時見た景色も確か
こんな冬枯れの日だった

小さな記憶 たぐり寄せた
―――――季節外れの向日葵
忘れたいのに忘れられない
微かな…あなたの香り

欠けた心の隙間から覗く
孤独の色にどうか染まらないで
散った花びら 落ちた雫
この両手で抱き締めるから―――――

無くした日々が
愛しさになる
確かなものは一つもないけど
この気持ちさえ色褪せてしまっても
またあなたを…想うよ

絡まった糸
解きたかった
夢の続き もう一度会いたい
寒空の下 か細い声で呟く
愛しいその名前を

朧の月は 揺れて―――――

目に見えないものに
怯えて生きてきた
誰かのことを信じてみる
…そんな勇気すらもなくて

鍵を託した 数奇な運命(さだめ)
―――――こんな最悪の幕引き
忘れたいのに忘れたくない
満ちてく…あなたの薫り

海に沈んだ 壊れた時計
覚めない夢にうなされていた
何を守るの? 理由探し
答えなんてもう解ってるのに―――――

永遠なんて
求めないから
今夜同じ空 見上げてたい
喧騒の跡 擦り抜けた温もりに
心が剥がれ落ちても

―――――あなたの影を探して

次の世界で 違う名前で
生まれてきたら 楽になるかな
全て忘れて 新しい二人がいて
でもそんなの 寂しいよ
無くした日々が
愛しさになる
夢の続き もう一度会いたい
寒空の下 か細い声で呟く
愛しいその名前を

朧の月は 揺れて―――――


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