靴底 すり減って
縒れるまで彷徨った路地裏
当て所なく蹴飛ばした小石を追って
顔を上げれば
あの娘が笑ったんだ

太陽が眩しくて
あの日のまま 佇んで
誰も彼も消え去ったって
闇も夢も連れ出して
もう どこへでも行ける気分さ

辿れば疲れる言葉たちを
言い値で落として
丸ごと投げ出して
自分なりのスタイルで揺れれば
心が踊ったんだ

ダンシングガール
眩しくて
どうかこのまま 消えないで
覚えたての不器用なステップ
雨も風も振り回して
もうどこへでも行ける気分さ

あの娘が笑ったんだ

太陽が眩しくて
あの日のまま 佇んで
誰も彼も消え去ったって
闇も夢も連れ出して
もう どこへでも行ける気分なんだ

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