自由の裏路地で魂がカサカサのまま 干からびて
五寸釘で君を呪うくらいなら
僕の名をそっと呼んでくれよ

指で何度も頬骨を撫でて

自由の裏路地で悲しみがしたり顔で喚き散らして
コメディのキャストじゃ足りないなら
明日 ちょっとだけ顔を貸すよ

笑えなくなっても
指で何度も頬骨を撫でて

車道を渡って君が走り出す
沿道に立って僕は手を振る
次第に姿が小さくなっても

頬をつたって感情が溢れ出す
沿道に立って僕は手を振る
指で何度も
涙を拭ってたんだよ

高層ビル越しの斜陽
工場街の雑踏
登りつめた先の緩やかな坂道を下る

通り雨の後の草むらの蒸気
ズブ濡れの雑誌
膨れ上がるイメージ

帰る家のない老人と暗い目をした青年
タワーマンションの最上階からバラ撒かれる紙クズ

手垢まみれの貨幣と足跡だらけの地平
地名だけが古いままの新しい地図

解放区
フリーダム

笑い出せ
走り出せ
踊り出せ
歌い出そう

解放!


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