背景 紛れたら透明
街の角 消えそうな声で鳴いている僕らよ
最低な夜から這って抜けるように
千切れた痛みとともにゆけよ
拝啓 光る日々 遠目に見える君
消えそうな声は幻想でしょうか
どうか最低な夜から 勝手口を抜け
途切れた手を取ってくれないか
いつだって独りきりなんだろう
心が叫んでいる 欲望の音
もう一度 話せたら 繋がれたら
ただ溢れて
だんだん遠くなってく
君を追いかけていく
散々な世界で君がただ笑っている
夕景 鳥の群れ
遊泳 街の上
連なって飛んでゆく姿を見ていた
憧憬の目を向ける
余計 胸は焦げる
重なって 飛んでいる姿を見ていた
誰だって独りきりなんだろう
心が嘆いている 欲望の音
気付けば 不確かな繋がりでもまた求め
だんだん遠くなってく
君を追いかけている
繊細な憂いを抱えたまま走っていく
誰だって独りの夜から
心の願いを聴くものだろう
もう一度 話せたら 触れられたら
ただ溢れて
だんだん遠くなってく
君を追いかけていく
まっさらな想いを伝えに
ひた走っていく
現在 過去 未来
君と繋いでいたいよ
感情を 心の奥を
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