Halo at 四畳半/from NOVEL LAND

リビングデッド・スイマー

Halo at 四畳半


word: 渡井翔汰 music: 渡井翔汰

『from NOVEL LAND』収録

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  • 幻の様な光を 追いかけ彷徨っていた
    僕らはまたひとつ夜を塗り潰して

    街に蔓延ったリビングデッド
    継ぎ接ぎだらけになった身体に
    宿した夢をまだ憶えている

    奇跡の中を泳いで 悲劇すら身に纏っていこう
    君をただ君たらしめる為の傷だろう
    破れた願いを縫い合わせ 反旗を翻しにいこう
    この夜をただ泳ぎ切るための歌

    リビングデッド・スイマー

    街には光が溢れて 誰もが眩しく映った
    そこから僕らはどんな姿に見える?

    誰かが言ってた この街には数え切れない
    憧れ 夢 希望 望みがあると
    確かにそれらすべて見つけたよ
    どれもが持ち主不明の遺失物

    砕けた希望を抱えて 噛み締めた後悔でさえも
    君がただ未来へと植える決意の花だろう
    涙は堪えた 今はまだ 流すに値しないのだと
    いつの日か喜びに満ちた落涙を

    奇跡を見慣れてしまった 僕らは飾り物の目で
    少しずつ継ぎ接ぎになっていく身体

    誰もが光を宿すのに それには気付けないままで
    この夜を泳いでいく

    奇跡の中を泳いで 悲劇すら身に纏っていこう
    君をただ君たらしめる為の傷だろう さあ
    願いも 挫折も 幻も すべてが君を光らせていく
    この夜をただ泳ぎ切るための歌

    リビングデッド・スイマー


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