しなびた林檎の切り口色 焦げ付く前の夕焼け
「あなたと出会えてよかったわ」の台詞で始まる夜

青臭い言葉じゃもう 塗りつぶせないから
二人初の最後 笑ってたいと
フィナーレに 火をつけた

ぱちぱちと花が光っている
俯く顔 照らして
ぶら下がる 丸い星空を
あなたは見つめていた

あなたに見惚れていた

並木の梢が息を吸えば 頭上でささやく声
足りない言い訳探すように 言の葉揺れてる夜

もしも私たちがさ もう少し大人で
お金も愛ももっと 零れるほど
持ってたら 違うかな

現実に殺される恋は
傾く顔に合わせ
透き通る 涙に変わって
あなたを辿っていた

どうかどうか 世界中の時計を止めておくれ
たとえ何秒でも いいから いいから

ほら消えてしまうよ

ぱちぱちと花は散っていく
俯く顔 照らして
ぶら下がる 丸い星空は
小さくしぼんでった

「あなたと出会えてよかった」の
台詞で終わる二人
ぶら下がる 丸い星屑が
ぽたりと落ちていった
あなたは黙っていた

あなたに見惚れていた


 ROCK LYRICをフォローする!

フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

歌詞リンクURL  ⇒

※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

   変現自在へのコメント

まだコメントはありません
  歌詞閲覧履歴