はやく 新東名 下ってって
このままどっかへ逃げ出して
洗いざらい全部捨ててさ
いくら泣いたって叫んだって
代わりはどんだけでもいるの
憎いほど 朝焼けが綺麗だ

削り出した言葉が 無残に空を切って
から回る もうスリップしてる
「お前の人生なんてそんなもんなのさ」
爆音の中 もう一人の自分が笑う

あっち行ったって どっち行ったって
擦り減らして バースト寸前かも

こんな 半透明な未来だって
最初に知っていたのなら
あの頃 僕はどうしてた?
余裕綽々のフリしちゃって
素直に笑えないのにね
それでも 照らされていたいんだ

周りを見渡せば キリのない現実
上も下も裏も渋滞してる
清々しい顔してリタイアしたあの子が
「いつでもおいで」と毎晩手招きしてる

もういいやって思えたら楽だよなって
何回考えたって戻ってきて
想定内の未来ならいらないって
やっぱまだ僕は何も忘れてない
闇を裂いてゆけ

だからもう一度 新東名 上ってって
ここまでなんて決めないで
まだまだ自分信じてさ
いくら泣いたって叫んだって
僕は僕でしかないんだから
逃げんなよ 弱くてもいいんだ
ほら憎いほど 朝焼けが綺麗だ

朝焼けが綺麗だ


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