気付けばナイフ持って立ってた
僕の指先は震えてた
悔しさと虚しさの狭間で

「やめなさい」「落ち着きなさい」とか
冷ややかに諭した先生
いつの間にか 僕が悪者?

痛いよ 痛いよ 痛いよ
仕返し 傷付けても
涙が胸に染みるよ
怖いよ 怖いよ 怖いよ
たくさんの視線の中で
誰一人 僕の孤独に気付かなかった
あの日

隠されたノートに書かれた
みんなが嫌いな僕のところ
母が「可愛い」と撫でた頬のほくろ
まるで玄関先の家族写真
額縁ごと踏まれた気分
何かが弾け飛んだ音がしたよ

窓の向こうのひつじ雲
教科書通りの空 恨んで
僕は明日さえ見えないけど
あぁ 自分を信じてた

痛いよ 痛いよ 痛いよ
それでも誇っていたくて
独りでもがいていたんだ
違うよ 違うよ 違うよ
本当は誰もがきっと
寂しい生き物だって そう願っていた
あの日

窓の向こうのひつじ雲
見慣れた無情な空 横目に
僕は大人になっていた
いつから変わっていた?

居たいよ 居たいよ ここに居たいよ
一人ぼっちは嫌だよ
それなら自分殺して
笑うよ 笑うよ 笑うよ
たくさんの傷を負った
あの日から 何を手にして何を失ってきた?
わからないよ

気づけばナイフ持って立ってた
彼の指先は震えてた
悔しさと虚しさの狭間で
「やめなさい」「落ち着きなさい」とか
冷ややかに諭すのは僕
少年がこっちを睨んでる


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