私の身体を抜け出したそいつが
私の目を見て口を開く
「生命をくれたことには感謝するが
この身体を巡る血は濁ってるようだ」

何を馬鹿なこと この恩知らずが
お前を生むのに数え切れぬほど
お前とよく似た 成りかけのそいつを
殺めてようやく出来上がったのさ

そいつは自らを レプリカと名乗る
私が費やした時間も情熱も
ひと吹きでそう消し去っては
こちらをそっと覗きこんだ
私は今どんな顔をしてる?

何を選んでみてもそのどこかに
レプリカ お前の顔が浮かぶんだよ
誰も見たことのない授け物を
祈ってまたお前と目が合うのさ

ところでお前を どうしてやろうか
このまま世に放つ訳にはいかないが
再び殺めたところで 私に
残った時間ではどうすることも

何度も絶望した私を見て
レプリカ お前は何を思うのだろう
誰も見たことのない授け物を
渡すまで またお前を生み出すのさ

私の身体を抜け出したそいつが
私の目を見て口を開く


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