なぜ 僕らは心を磨り減らして息をする
悲しいほど 互いに触れ合える距離でも
心は 思いは この手をすり抜けて
それには気付けないまま 生きていた

未来を追い越していく 誰もがそう望まなくとも
終わりへ向かっていく 等しく用意されていた
この生命を燃やす理由を僕らはずっと探してる
奇跡も不安も後悔も 及ばないような理由を探している

「今はまだ」「これからさ」
溢すうちに夜は明けた
その“今”と対峙することを恐れた僕に
望むような“今”が訪れるはずなんてなかったんだ
分かっていた 気付いていた
じゃあなぜ 何も変わりはしないと
嘆いていたんだろう

すべては流転していく 僕らがどう生きたとしても
ここからいなくなっていく 愛しさは寂しさになる
それでもきっと僕らはずっと誰かを愛してしまうから
変わり果てた寂しさを
また愛せるような朝を待っている

いくつもの終わりから 今の僕が在るとしても
はじまりの行き先が 決まりきったものでも
もう誰も もう何も 失くしたくはないんだよ
決別よ 喪失よ 最後のさよならだ

未来を追い越していく
終わりへ向かっていく
止まらぬように 途絶えぬように
忌まわしい過去を焚いてる
灯した火を翳して 行こう

光を放っている 陰りさえ味方につけて
届かないと藻掻いている 姿が何より美しい
この生命を燃やす理由を僕らはずっと探してる
すべては終わっていく
運命ではなくそれを選んでいく


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