明かり灯せば薄れてく雨
窓に当たってく その雫なぞって
同じ時 同じ数 同じ景色を眺めてた
寂しさも分け合えるように

風が過ぎれば流れてく雨
二人途切れた面影をさらって
その夜を その距離を 違う景色を重ねてた
褪せる日を失くさないように

何をしても色濃く映りだしてく
ほら また季節に逆らって
花は落ちて咲かぬまま枯れてく

もう雨は上がり

終わらない切なさまで
触れたこころ残りだけが
消えそうな僕を塗りつぶしてく

染まらない悲しみから
抜け出せずにいるだけなら
うつした君も なくした今も 透明にして

かたち残せば壊れてくもの
誓う言葉は霞み 嘘になって
すれ違い戻れない胸の痛みを
抱えてた君だけが わからないように

どこにいても 踏み出せないで浮かべる目に
思い出だけ横切って
街は沈み憂うまま暮れてく

また夜は巡り

離れない想いは
ただ 欠けたこころ蝕むだけ
時が経つほど止められなくて

変われない結末なら
始まりだけ繰り返すの

いくつも見てた夢を切り取る

降り止んだ白い空
悲しませてた君を失って気づく日々
知らない自分が何度も

終わらない切なさまで
触れたこころ残りだけが
消えそうな僕を塗りつぶしてく

染まらない悲しみから
抜け出せずにいるだけなら
うつした君も なくした今も 透明にして


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