悲しくって 蹴飛ばした 地面を強く
跳ねっ返る 光に指を立てて
愛したくて 噛み付いた 喉笛深く
その様が あんまりに美しくてさあ

舌を打って 曠野の中 風に抗い
夜もすがら 嗄れた産声で歌う
遠く遠く見据えていた 凍て星の先まで
痣だらけの心 輝かせて

その姿をいつだって 僕は追いかけていたんだ
転がるように線を貫いて 突き刺していく切っ先を
日陰に咲いたひまわりが 今も夏を待っている
人いきれを裂いて笑ってくれ 僕の奥でもう一度

消し飛べ 散弾銃をぶち抜け 明日へ
吐き出せ 北極星へ舵取れ その手で

傷ついて 静脈を不意に巡るエレキ
掻き毟って 吹き荒び 鳴る哀歌
聴こえているあの時から 少しも絶えぬまま
震えるほど全て 消えないぜ

その姿がいつだって 僕を映し出していた
もしも同じ街で生まれたら 君のようになれたかな
日陰に咲いたひまわりが 今も海を見つめてる
聴こえるなら強く叫んでくれ 僕の名をもう一度

鳴き声 かんかん照りの街路で 侘び戯れ
解き放て 乱反射して遠くへ 鳴り響け

その姿をいつだって 僕は追いかけていたんだ
転がるように線を貫いて 突き刺していく切っ先を
日陰に咲いたひまわりが 今も夏を待っている
人いきれを裂いて笑ってくれ 僕の奥でもう一度

消し飛べ 散弾銃をぶち抜け 明日へ
吐き出せ 北極星へ舵取れ その手で


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