冷たくなった空気に
僕は大きく息を吹きかけた
白く膨らんだ 未来には
悲しみなんて 見えなかった

遠ざかっていけばいくほど
僕らの影は濃くなる

あなたの微笑みも あなたの温もりも
色褪せて滲んでも 夢で逢えるなら
甘く ほろ苦い あの想い出が頬を伝ってく
空には優しい雨の匂い

正しい事に疲れたら
ただ一緒に間違ってくれたね
ため息なんて知らなかった
僕らがいた 名もなき日

ゆっくりと歩いた 帰り道
途切れぬよう 喋り続けて

あれからいくつもの 景色を見つけたよ
時には苦しくて 立ち止まったけれど
ふいに口ずさんでた 懐かしい歌が 今でも
心に架かった虹のように

予報外れの雨に打たれ
うつむいてる僕には 見えなかった
大事なのは何だったのか?
考えなくたってわかってたのに

あなたの微笑みも あなたの温もりも
色褪せて滲んでも 夢で逢えるなら
甘く ほろ苦い あの想い出が頬を伝ってく
空には優しい雨が

あれからいくつもの 景色を見つけたよ
時には苦しくて 立ち止まったけれど
ふいに口ずさんでた 懐かしい歌が 今でも
心に架かった虹のように

消えない光


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