あと少しでいいから ここにいて
それくらい いいでしょ? 気づいてよ
振り返るたび いつもまぶしくて
あなたの笑顔が よく見えない

かけがえのない時間(とき) これからもずっと
続いていけるような
ありふれた願い抱えた手を
零さないように 重ねて

ただ笑ってたくて そばにいて欲しくて
誰よりもその心に触れたくて
あなたの優しい声 聴かせて欲しいんだよ
目を閉じてほら 消えないように包みこんでいて欲しいんだよ

無理しなくていいから 窓開けて
ひとりにしないから はなしてよ
握り返せないほど 凍えた
指先をそっと とかすように

当たり前の奇跡 忘れてしまうほど
満たされてる日々を
白みゆく夜を見送るたび
想いだしていたいよ 何度も

ただ笑ってたくて そばにいて欲しくて
探してしまう 心に触れたくて
吐息をたしかめて ぬくもり分け合って
それだけでいい この手を離さないでいて いつまでも

擦り切れそうな言葉とか 剥き出しのままの欠片に
その瞳(め)が滲んでも ここに ここにいるよ ずっと

ただ笑ってたくて そばにいて欲しくて
誰よりもその心に触れたくて
あなたの優しい声 聴かせて欲しいんだよ
目を閉じてほら 消えないように包みこんでいて欲しいんだよ


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