君と乾杯しすぎた夜は 二人で一駅手前で降りて
都会の切れはし そっと彩る 君の鼻歌聞く 線路沿い
少し外れのこの街でなら 目を凝らしたら星が見えるって
夢で溢れた人混みの中じゃ 埋もれてばかりの君と僕でも

僕を知ってる君がいること
君を知ってる僕がいること
ただそれだけで ただそれだけで 寂しさと向き合えたの

東京24区目に書き綴られたラブストーリー
二人のあの日々を閉じ込めたラブストーリー
またここに来るたびに 読み返してしまう
忘れられないでいるよ

休日通い詰めた映画館 古着屋にハモニカ 公園口
夢に近づく 君を上手に 祝えなかったあのテラス席も

一つ結びに髪を結わえた
君の頬を涙が伝った
ラストシーンが 焼き付いている 雨に濡れたバス通り

東京24区目に書き綴られたラブストーリー
今でもこの胸を締め付けるラブストーリー
またここに来るたびに 読み返してしまう
忘れられないでいるよ

東京24区目に書き綴られたラブストーリー
どこかにありそうな ありふれたラブストーリー

東京24区目に書き綴られたラブストーリー
二人のあの日々を閉じ込めたラブストーリー
またここに来るたびに 読み返してしまう
忘れられないでいるよ


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