くたびれた靴を踏んで
三日月 夜半に人知れず飛ぶ
君らしさ の道すがら
他に歩けない 美しい旅路

寒いから酔いに寄り
弱いから痛みを知って
僕だから出会えた涙
満ちない光が優しい

日々はいつも足りなくて
胸はいつも欠けている
それでも 僕だけが歌える唄
愛してみようか
身に纏うこの全てを

切れかけた街灯のような
薄月 永遠に僕と重なる
気にしてた引け目なら
他には持てない 愛おしい剣

眩しさに目を閉じ
醜さからは逃げ出して
僕だから拓けた道さ
見えない心の話

君はいつも輝いて
僕はいつも眺めてる
そんなこと 言わずにいられるように
見上げてみようか
欠けた月を

日々はいつも足りなくて
胸はいつも欠けている
それでも 僕だけが歌える唄
愛してみようか
身に纏うこの全てを


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