安息に狂える春色 忘れてしまえるものならば
朽壊の美に両目沈め 只 孤独なのだと笑える
第三に飼われる春色 息潜め泥濘を泳ぐ
バタ足で溺れてゆく様は想像通りでつまらない
現実を殺す利き手より
容易く傷を付けれただろう
名を埋めて

腐敗した根が水面揺らす 歪むように廻る歯車
軋む音に耳を傾ける 綺麗に狂えてるだろうか
全ては禁句の浅い海 鮮やかと見間違える程 汚れ

さようなら 無法の闇に堕ちてゆく
さようなら これで終わり

涙 慟哭の雨 虚無と向き合う度溢れ
綴る言葉が滲む
涙 いつかは涸れ 静寂に殺される
影踏みの終わりに血迷い

腐敗した根が水面揺らす 歪むように廻る歯車
軋む音に身を投げ気付いた ソレと似ている事に気付いた

涙 慟哭の雨 虚無と向き合う度溢れ
綴る言葉が滲む
涙 孤独と散る 静寂に生きるなら
二度と笑えぬ様に刻んで

貴方を愛した私がいる 貴方を見つめた私がいる
貴方を求めた私がいる 貴方を失くした私がいる
私を愛した貴方がいる 私を見つめる貴方がいる
私を壊した貴方がいる 私を奪った貴方がいる
私を殺した貴方がいる

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