行き交う人で賑わう 親不孝通りは 初夏の風
短い夏を知らせた 眩しくて 怖くて 目を伏せた

最初からわかっていたけど 今頃 大粒の 痛い雨

守り通した嘘なら 本当は静かに 閉じておこう
手を振る彼に重ねた ひび割れた ビー玉 霞む 青

最後まで言えなかったけど 今頃 大粒の 痛い雨
少女にとってひと夏の恋

彼が 背中が 小さくなる

ちょっと待ってよ 止めたら許せますか?
泣けば泣くほど惨めですね 罪な女の 最後です
奄ェ届きました それを花火で燃やしました
忘れることが 罰だから

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