映画のワンシーンの様 モノクロな記憶のせいで
思わず 高速を飛ばした 感情も隠さず
友達も恋人もライバルも 今は過去の人
絆と呼べるもんが 僕らには確かにあったんだ

あの頃より暮らしはましなのに
切なくなるのは そう夢を語りあえた頃に戻れないから

僕ら 笑って歌って 信じ合えた 戸惑い抱えながら
いつまでも 留まれないから
心の栞を挟んでは 会える日までと誓い合って
そして今では 息を切らして探しているんだ

古びた 机に刻まれた夢や恋愛観は
青臭くて しょっぱくて でも力強くもあって
上手くいかない事ばっかの毎日だったけど
今より生きる痛みなど 感じなくて

確かなものばかりを選ぶより 不確かでも輝くあの日の影
帰らぬ日々 思い出しては

いつだって 笑って歌って 信じ合えた 戸惑い抱えながら
例え僕ら 離れたとしても 寂しさに暮れても
見つければ あの輝き すぐに取り戻せる気がした
今でも 色褪せない夢 掴む

どれくらい歳を重ねても 夢がくたびれても
僕らだけが知るあの栞は きっと忘れないから

笑って歌って 信じ合えた 戸惑い抱えながら
いつまでも 留まれないから
心の栞を挟んでは 会える日までと誓い合って
そして今では 息を切らして探しているんだ

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