遠くで鳥が鳴いてた
雪のきしむ足音
受け止めないのは
受け止めたくないから

風が通り過ぎてく
睫毛濡らす粉雪
何も見えないのは
何も見たくないから

冬の終わりに雪が君を連れ去る
白い世界で僕を優しく殺して

二度と君に逢えないならここで消えてしまおう
雪が溶けて流れる様に僕も溶かしてほしい

冬の終わりに明けぬ夜に凍える
白い世界を飾る悲しみの結晶

君と過ごした思い出の数だけ胸に降り積もるけど
季節は巡りやがで朝は来るだろう だけど今は…
二度と君に逢えないならここで消えてしまおう

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