ゆっくりと沈む夕陽に染まった茜色の頬
君へと焦がす想いはトランクに隠したまま
灯りを落とし眠りにつく街に背を向けて
遠ざかる 僕の手を離れた小さな君の掌

走り出した二つの針 君と僕の想い乗せて
春の風に揺れる 櫻の花と色褪せた時の列車

曇った車窓に滲む ありふれた涙と思い出
見送る君の背後で悲しげに舞う粉雪
少しづつ逸れてく時間と同じ距離
遠ざかる 行き先の違った未来へ刻む足音

走り出した心がまだ 君と僕の想い繋ぐ
月が誘う夜の帳へ 夢と駆け抜けた時の列車

夜空に咲いた星は流れて 僕へ降り注ぐ
レールの先を照らす光と胸の汽笛が闇に響く
通り過ぎてく景色はまるで走馬灯みたい
僕の体に散らばる 君のカケラ集めて何度も面影探す

走り出した二つの針 君と僕の想い乗せて
春の風に揺れる 櫻の花と消えた
走り出した心がほら 君と僕の想い奏で
長い夜のトンネルを越え 夢と駆け抜けた時の列車
淡く色褪せた時の列車

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